たい焼き博士

ただいまわが家の中学生はテスト前

勉強せなあかんなーなんて言いながらゴロゴロ…そんなもんです(笑)


「なぁ何で勉強せなあかんのやろ・・・」って兄さんはよく言います。
 
勉強はせなあかんさーって、今までは何も考えずに返していたけれど
 
最近少し考え方が変わり
 

学校の勉強はしたほうがいい。

モノの見方が広がるから。

でもいい大学に行ってほしい。とか言わないし思わない。(心の底から)

子供たちが大きくなる頃には、きっと学歴だけでは生きていけない時代になっているだろうから。
 
そんなことよりも今、興味のあることに夢中になってほしい。
 
って思うようになりました。

 
 
 
私はお世辞にも「勉強ができる」とは言えません。
 
ただ、勉強に関しては私なりに努力した。
めちゃめちゃ努力してなんとかそこそこの学力を手に入れました。
それがある意味ココロの中に引っかかっていて
あんな思いを子供にさせたくないという思いがすごく強い。
そんなところからわりと勉強にはうるさくなっていたような気がします。
 
 
 
が、私は兄さんの勉強に対する執着を捨てました。
(この子の人生やし。勉強はできたほうがいいと思うけどできなくても私の子には変わりない。と思ったらなんかストンと落ちた。)
 
 
 

例えば今は

兄さんは「たい焼き」が大好きで^^

食べる。

食べ比べる。

ってところから

どうやったらおいしい理想的なたい焼きが焼けるのか…ってところを研究しているようです。

テストが終わったら試作に入るのだそうで「俺の一番おいしいたい焼き」を作るべく

今はテスト勉強の傍ら、たい焼きについて調べる日々(笑)

何やら調べては忘れないようにきちんとメモをする。
一生懸命そんなことをやっています。
 
 

「あんた、そんなことやっとる場合っちゃうやろー!」って
今までの私なら言っていたかもしれないけれど

今はその話に乗っかります。
たい焼き調べについての進展を聞いたりすると、気づいたことやあたらしく得た情報を教えてくれたりもします。

本当に「へぇー」と思うようなことばかりなので

「すごいなぁ・・・」と私が言うと

兄さんは目をキラキラさせて益々たい焼き調べに打ち込む。みたいな。


で、学校の勉強は…というと
そんなこんなで今まで以上に時間をうまく使い
今まで以上に、はかどっているから不思議(笑)
 
 
 
 
私が兄さんの勉強に対する執着を手放したら
 
兄さんが勝手に動き出した。
兄さんが兄さんの道に乗っかって走り出したような気がします。
 
部活と勉強以外に、熱中できるなにかがあったほうがいいと何かの本で読んだけど

最近その意味も少しわかった気がします。
 
 
 
 
ちょっとしたことやけど
ちょっとした気付きから
ちょっとした変化が生まれました。
 
たぶん私たち親子のなかのいい変化。
 
二人でちょっと成長しています。
 
 

 


がんばれ!たい焼き博士!









 

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